【飲んでみた】能登の風に香る爽やかなクラフトジン『のとジン』の魅力

旅行

このジン、唯一無二です。

令和6年能登半島地震で被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。
私自身も実家が能登半島で震源に近く、実家の倒壊は免れましたが、住むには厳しく悲惨な状況です。一日も早い復興を目指して行きます。被災された地域の復興を後押ししていただく意味も込めて、のとジンをはじめ、能登半島の特産品を限られるとは思いますが、ご購入していただけると大変ありがたいです。頑張ろう能登。頑張ろう北陸。

私は、この「のとジン」が作られる能登地方出身です。

近年の能登地方は、

  • 2011年:「能登の里山里海」日本で初めて世界農業遺産に認定
  • 2015年:NHK連続テレビ小説「まれ」の舞台
  • 2017年:第1回 奥能登国際芸術祭の開催
  • 2023年:第2回 奥能登国際芸術祭の開催

など、注目を集める地域の一つとなっています。

能登地方のお土産を探している時に、この「のとジン」に出会いました。

以下の内容は、のとジンのホームページやYouTubeチャンネルを参考にまとめしました。URLは、記事の最後にまとめて紹介しています。

概要

のとジン、能登ジン、能登人

石川県能登地方のゆずや塩などを使用したクラフトジン「のとジン」が2022年2月に誕生しました。

能登地方の素材を活かした、爽快感のある香り豊かなクラフトジンです。

「のとジン」は、能登のゆず、かや、クロモジ、月桂樹、七尾市の能登島で作られた藻塩を使用しており、英国(ウェールズ)の蒸留所で生産されています。

味は、能登の自然と文化を感じられる爽やかで香り豊かな味わいで、使用する素材は、SDGs活動を通じて採取されたものを使用しているため、地域の自然保護や持続可能性にも貢献しています。そんな「のとジン」の風に香る爽やかさをボトルに詰めてお届けしています。

ラベルには、能登半島のシルエットと材料の植物などが描かれており、漢字も入れることで日本を連想しやすくなっている素敵なデザインです。

創業者の松田行正さんは、東京のIT企業に勤務しながら、石川県珠洲市に移住して副業ビジネスを始められました。ウェールズの「In The Welsh Wind Distillery」という蒸溜所の自分のお酒のブランドを作れるというサービスを利用して、このクラフトジン作りに着手します。

能登半島の珠洲市を職場とし、週末にクラフトジンの製造に取り組んでいます。また、能登地方のゆずや塩の生産者と協力して、商品の開発や販売を行っています。

デザイン

ジンそのもののこだわりはもちろん、デザインにもこだわりや想いが詰まっています。

ラベル

「のとジン」の制作にあたって、東京都飯田橋のbar meijiuの松本さんに様々なお話を聞いたそうです。

そこでは、「Barに置いてもらうためにはラベルも大事」だと聞き、蒸留してもらうIn The Welsh Wind DistilleryのJoe Lewisさんに相談したところ、Joe Lewisさんの友人にデザインを依頼することになりました。しかし、トリッキーなデザインが「のとジン」のイメージとは異なり、そのデザイナーはキャンセルとなります。色々とデザイナーを探っていった結果、Jake’s Ginというジンのデザインを手掛けるデザイン事務所に行き着きます。このJake’s Ginのラベルと「のとジン」のラベルのテイストは似ており、ボタニカルクラシックな印象を与えてくれます。ラベル作りにかなり苦労されたとのことでしたが、多くのこだわりが詰まっているかつ、シンプルというとても洗練されたデザインになっています。個人的にかなり惹かれました。

デザインも「のとジン」を手に取って飲んでみたいと思った理由の一つです。

ボトル

ジンといえば、丸い寸堂型のガラス瓶が一般的ですが「のとジン」のボトルは、四角い縦長のボトルになっています。その理由は、能登の文化でもあるキリコ祭りに由来しており、能登の文化も取り入れたボトルデザインです。

キリコとは、この地域特有の祭り出される縦長の灯籠です。能登半島の約200地区で行われる祭りの歴史は、300年以上に遡るものもあります。

ボトルの発注には問題もあり、一般販売の前の発注の話ですが、入金済みにも関わらずイタリアの会社からは500mlのボトルの用意がないとの連絡がありました。最終的には100mlのボトルのみを用意することになったそうです。そういった苦労もあり、現在の「のとジン」が完成されています。

現在では、500mlのボトルも問題なく販売されています。

こういった背景を知らずに目に止まったデザイン。知れば、さらに好きになります。本当に洗練されたデザインで、創業者の松田の想い、能登への愛を感じます。

能登町宇出津の「あばれ祭」のキリコ

購買情報

ボトルサイズ:100ml、500ml

サイズ価格
100ml2,550円 + 送料300円
500ml5,940円 + 送料800円

Amazonから購入すると価格は変わらず、Amazonのポイントがつくためお得です。さらに商品の届くスピードも、ほとんどの場合Amazonの方が早いと思われます。

【飲み方と感想】

梱包内容

楽天で購入したところ、以下の内容が梱包されていました。

ストレート

まずはストレートで「のとジン」を試してみてほしいです!

ジンそのものの味を楽しめます。口に入れた時は、とにかく爽やか。その後にジンの苦さと甘さが感じられ、フワッとボタニカルな素材の香りが広がります。後味もすっきりしていて、度数の高いお酒を飲んだ後のアルコールが口の中に残る感じもなく、香りの余韻を楽しめます。

ロック

ストレートで飲むことに抵抗がある方も、是非ロックで一口試してほしいです。

ジンが冷やされることで、爽快感はより強く、アルコールの刺激を感じにくくなるため、ストレートがキツイと感じる方も「のとジン」そのものの味わいを確かめることができます。また、氷が溶けるごとに変化する時間経過も楽しめます。

私はロックが1番好きでした!

ソーダ割

料理と一緒に飲むには最適な飲み方です!

炭酸によって鼻に抜ける爽やかな香りを感じられます。香りで美味しいと思った飲み物はそんなに多くはありませんが、「のとジン」がその一つです。個人的には、ジンのソーダ割の味をしっかりと味わいたい人はジン:炭酸水 = 1:3で、料理と共に美味しい食事を楽しみたい方にはジン:炭酸水 = 1:4がオススメです。

ジン:30ml

炭酸水:90ml~120ml

ジントニック

ジンを使ったカクテルと言えば、まずジントニックを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

アルコールの刺激を弱め、トニックウォーターと「のとジン」の甘味と苦味が合わさり、味をしっかりと楽しめます。ソーダ割のスッキリと言うよりは、さっぱりとした飲み口です。アルコールが少し苦手な方にオススメな飲み方だと思います。

私はロックの次に好きな飲み方です。

ジン:30~45ml

トニックウォーター:90ml

ライム:1/6カット

マティーニ

世界中の人々から愛されるジンを使ったカクテル。

「のとジン」は爽快感が良い、好きという方が多い印象で、爽快感が強いが故にジンの苦味を感じる時間が短いのかなとも思いました。そのため、より苦味を感じる大人な味わいを楽しみたい方には、カクテルの王様であるマティーニを試して「のとジン」の違った切り口を堪能してみてください。

ドライ・ジン:3/4

ドライ・ベルモット:1/4


代表的な飲み方で飲んでみましたが、ジンの楽しみ方はまだまだあります。自分の好きな飲み方を試してみましょう。

ただ、本当に「のとジン」が美味しいので、まずはストレートロックで試して欲しいです!

食べ合わせ

バーで飲むのももちろんですが、料理との相性もとても良いです。

「のとジン」は、甘味と香ばしさが絶妙で、石川県の特産物である魚介類にも合います。オススメされていた焼き魚や焼き鳥などのスモーキーさとのとジンの香ばしさの相性は抜群でした。

また、香ばしさの観点から言うと燻製物なんかにもマッチするのではないかと、また「のとジン」を楽しむ妄想をしています。

まとめ

能登地方のゆずや塩などを使用した爽やかで香り豊かな味わいの「のとジン」が2022年に誕生しました。SDGs活動を通じて採取された地元の素材を使っており、地域の自然保護や持続可能性に貢献しています。また、ラベルやボトルデザインにもこだわりがあり、能登半島のシルエットや材料の植物などが描かれており、ボタニカル+クラシックな印象を与えてくれます。

能登地方の文化や自然を感じられる、素敵なクラフトジンです。ぜひ、風に香る爽やかさのとジン」をお土産に持ち帰って、能登を共有してみてください。 | Shu

参考

のとジン

のとジンWebsite https://notogin.com

のとジンチャンネル https://00m.in/p8P6P

のとジンインスタ https://instagram.com/noto.gin/

のとジンFacebook https://facebook.com/notogin

のとジンTwitter https://twitter.com/NOTOGIN1

FMかほく「のとジンに乾杯!」 https://o-shirase.com/matsudayukimasa/

BASEのとジンショップ https://notogin.base.shop/

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